※以前自分のブログに書いた記事を移したものです。
27話
ネイルとのアカウントをかけたラッシュデュエルが終わり一息ついた遊我たちですが、ルークがゴーハ7小をラッシュデュエルの聖地とすべくルーク部を勝手に立ち上げたことで騒ぎが起きます。
ルークは生徒会室の奥にある事務室らしき部屋を部室とし、校内で部員を勧誘しますが上手くいきません。
遊我もロミンも学人も勧誘を断り、同じ学校の新聞部やヨシオにも拒否されました。めげずにあちこちで勧誘を続けるルークですが、好意的な反応はありません。
自分しかいない部室でルークは1人でラッシュデュエルを始めますが、誰も入部しないという現実にメンタルが折れ涙を流すと、部室が謎の空間に変わりもう1人のルークが現れラッシュデュエルが始まりました。
2人のルークのラッシュデュエルの最中、ルークのデッキの中に『幻撃竜ドラギアス』というルーク自身も知らないカードが入っていることに気づきます。
そのカードをきっかけに勝利し、部室に戻ってきたルークは学人がラッシュデュエルクラブとして申請した元ルーク部に入部した遊我たちとラッシュデュエルを始めます。
4人がラッシュデュエルに興じる側に、今回初登場したドラギアスのぬいぐるみが置いてあるのが映ったところで27話は終りました。
新しいカード
今回ルークがドラギアスを手にするまでの展開は、過去の遊戯王では違和感のないものですがセブンスとしては異質です。
遊我のセブンスロード・マジシャンはゴーハ社の社員であるオーティスが作ったもので、マキシマム召喚を披露したネイルもデュエルを管理しているゴーハ社の社員であるように、新しいカードが出る際はどこかしらにゴーハ社が関わっていました。
ゲストキャラクターたちが使うカードもファンタジーな手段でカードを手に入れた描写はありません。
それなのにルークがドラギアスを手に入れた過程はファンタジーとしかいえないもので、現状ファンタジーな設定や描写があるのはルークと宇宙子の2人です。
ルークの決め口上に『ガンマ線バースト』という宇宙に関わる単語があるので、この2人は今後接点が生まれて伏線になっていくかもしれません。
またこの回のエンディングは遊我、ルーク、学人に加え、新たにロミンも加わりました。
歌もルークだけが歌っている『ルークver.』となっています。エンディングにはヨシオと一緒にラーメンを食べたり、1人でラッシュデュエルクラブ(旧ルーク部)のぬいぐるみを編んでいるパートがありました。
28話
ルークがエアデュエルをキメていると伝書鳩がルークの腕に止まり、ラッシュデュエルの大会の存在をルークが知るところから始まります。
この時点でツッコミどころのある展開ですが、この先も同じようにツッコミどころの多い展開でした。
まずラッシュデュエルクラブの顧問にネイルの椅子であるセバスチャンが就任します。
これは遊我たち前述のラッシュデュエルの大会に出たがっているのを知ったミミが、ネイルに顧問捜しを頼んでいたことが直後に描写されますが、遊我たちはそのことを知りません。
顧問も見つかり合宿にも行けるようになった遊我たち、その合宿先には麺三郎たちやデュエル恐竜研究クラブの面々もいました。
その合宿で遊我は乗馬服にヘルメットとゴーグルを着用して重機に乗り、馬に話しかけるように重機に話しかけるアサナというキャラクターと出会います。
遊我とアサナは重機の修理を通じて仲が深まり、デートのように重機に二人乗りしました。
アサナは六角形のゴーグルを使用し、劇中からもゴーハ社の関係者であると思わせる描写もありますが28話での出番は顔出し程度のもの。
このアサナについてはゴーハ6小の重騎デュエルクラブの一員だろうと、デュエル恐竜研究クラブの面々から語られます。
発掘場所を重騎デュエルクラブに何度も持っていかれたらしく、デュエル恐竜研究クラブは好意的な印象を持っていません。
新キャラクター登場に関する謎とは別に、今回のラッシュデュエルはロミン対寿司子です。
合宿で我慢弱くなる特訓を受けていたロミンは早めにガマンの限界を迎えますが、相性の悪さや憧れのミュージシャンがギターの代わりにカツオを担いでいるドラマに気を取られ寿司子に負けました。
28話のラッシュデュエルはロミンと寿司子のチャンネル争いから始まるという、本筋やアサナの存在とは無関係で、ラッシュデュエルが始まったの本編が始まってから8分以上たってからです。
遊我とアサナの出会いに尺をとられたからですが、セバスチャンが顧問に就任しデュエル恐竜研究クラブから重騎デュエルクラブの名前が出るなど、ゲストと思われるキャラクターが再登場するのは相変わらずでした。
エンディングも遊我、ルーク、学人、ロミンの4人で合唱しているバージョンが流れたので、今後は話の展開に合わせてソロや合唱を流していくのでしょう。
前話でルークが麵三郎や出会ったり一人で編み物をしている場面で、新聞部のカットが挟まれていましたが28話に新聞部の出番はなかったので、カットは本編とは無関係で誰かのソロか合唱化で変えているのだと思われます。
27話と28話はどちらも一見息抜き回のように見ますが、ツッコミどころの多い展開の中に今後の伏線になるものを匂わせていました。
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