※以前自分のブログに書いた記事を移したものです。
15話
カイゾーから遺跡の情報を聞いた遊我たちは、カイゾーに案内されるままある船に乗りました。その船はゴーハ水産小の実習船で、遊我たちを乗せたまま出航してしまいます。
船の船長であり小学生漁師デュエリスト・七海は、遊我のロードがゴミとして船から引き上げられたことから遊我にラッシュデュエルを挑みます。
いつもの遊戯王です。
普及するラッシュデュエル
七海は漁業研修で港に寄稿した際、地元の住人とラッシュデュエルをしていたことを話すので、ラッシュデュエルが世界中で広がっていることに遊我は喜びルークは驚きました。
ラッシュデュエルの普及はゴーハ社から妨害を受けていますが、ローカルな手段である新聞や口コミまで防ぐことはできません。
船自体が小学校で船長も小学生とネタ要素が強い回ですが、そのことをしっかり描写してます。
狙われたカイゾー
ラュシュデュエルは遊我の勝利で終わります。ラッシュデュエルを通して遊我を認めた七海は遊我がロードを海に捨てたことに疑問を持ちますが、ロードが喋ることでその疑問は解決します。
前話でカイゾーの様子におかしなところがあり遊我があそれに気づいている描写がありましたが、15話ではカイゾーが乗っ取られていたことが判明しました。
ロードはカイゾーが完全に乗っ取られる前に自分の一部を移植したもので、遊我にカイゾー本体が乗っ取られていることを知らせるために海に飛び込んだのが真相です。
それを知った遊我が偽物のカイゾーを問い詰め、遺跡の情報も嘘だということが分かると、偽物は捨て台詞を吐いて逃げていきました。
遊我は一ヵ月戻らない漁船に乗ってしまったわけですが、七海の協力で街に戻りカイゾー本体につけていた発信機の反応をおうと、そこはAIレストランでした。
AIレストランはすでに6話で登場したことがあります。6話では馬井食堂の店主がすっかり客が来なくなったことに落ち込み、店を閉じようとする原因になっていました。
6話は麺三郎の口コミで馬井食堂が人気店になるという終わり方で、15話は口コミの有効さが描かれた点で6話と同じです。
馬井食堂はその後も数回出ていたのに対し、初登場以降触れられていなかったAIレストランですが、カイゾーが乗っ取られるエピソードで再登場しました。
どんなに濃いキャラクターでも出オチで終わらずその後のエピソードで再登場させてきた遊戯王セブンスなので、AIレストランが再登場するのはこのアニメらしいです。
今回の黒幕が遊我をゴーハから遠ざけようとしていることと、乗っ取られたカイゾー本体がAIレストランに向かったことにどんな関係があるのか。
それを謎として残したまま15話は終わります。
16話
AIレストランが登場した回に遊我、ロミン、学人の3人は出禁になっています。
そのときルークは不在だったので入店することができましたが、ルークが食べ過ぎて払えない料金分皿洗いをしなけれなならなくなり、おまけにロミンはお店の皿を大量に割ってしまいました。
AIレストランで働く新太の提案で、ラッシュデュエルで勝利すれば皿洗いを免除するという条件を飲みロミンが対戦し勝利します。
ここまでにカイゾーを乗っ取ったAIはまったく出てきませんが、その後AIレストランに地下室があることを知り、地下に向かうと謎の人物が現れるところで16話は終わりました。
このようにあらすじだけ見るとあっさりしていますが、カイゾーの残ったデータを遊我が自転車サドルに入れ、久しぶりに登場するルークのパウリエフェクトで新太のデュエルディスクのチート機能を破壊するとネタ要素は多いです。
またこの回ではたまたま店にいたミミが保護者のような言動をしていたり、ロミンがルークに感謝したいけどできないことに苛ついたりと、キャラクターの描写にこれまでとは違う一面が出ていました。
またロア戦のエピソードを除いて1話完結だった1クールに対し、2クールの1話完結はロミンの料理回のみ。
カイゾーがおかしくなった回を始まりとすると16話は3話目にあたります。1話完結のエピソードは減り、長編が増えていくのかも含めて今後が楽しみです。
前回はこちら。
次回はこちら。