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『Dead Cells』を振り返る【グロいアンパンマン】

※以前別のブログに書いた記事を移したものです。

Nintendo Switchの対象ソフトを期間限定で遊ぶことができる『いっせいトライアル』。

Nintendo Switch Online』加入者限定のイベントで、その企画の対象に選ばれたゲームに『Dead Cells』というタイトルがあります。

トライアルの期間内に私も遊んだのですが、その感想は『歯ごたえのある難しいアクションがやりたい方にはオススメできますが、そうではないと途中で飽きてしまう可能性が高い』というものでした。

そう思った理由やシステムなどについて触れていきます。

システム

キャラクターを上下左右に動かす2Dアクションでマリオより悪魔城ドラキュラメトロイドの方が近いですが、ローグライクの要素がある点でこれらとも違います。

ローグライクとは入るたびにダンジョンの構造ランダムで変わるゲームを指して使われる言葉で、○○の不思議なダンジョンというゲームを聞いたことがある方はそれと同じようなものを想定してもらえれば大丈夫です。

このゲームは小さなダンジョンを1つずつクリアしていくのですが、このダンジョンの構造は毎回変わり、落ちている武器もランダムです。

そのため序盤に強い武器を手に入れることもあるので、入手した武器次第では難易度や爽快感は大きく変わりますね。

ある程度進めるとボスが出てきますが、ボスは固定なので強い武器を持っているかどうかで難易度が変わりました。

主人公

このゲームの主人公は画像の真ん中にいる緑色のスライムで、右端の首から上がない遺体にとりつき頭に収まることで手足を手に入れ、手足を使って動けるようになるところから操作が可能に。

グロいアンパンマンというのはここが由来です。

またやられてもスタート地点から再スタートになるだけで、ゲームオーバーはありません。

Nintendo Switchで遊んだので、ボタンはNintendo Switch版の表記です。

操作方法自体は他のゲームと大きく変わらず、左スティックでキャラクターを動かし、XボタンやYボタンで通常攻撃、ZLとZRでクールタイム(一度使ってからもう一度使うまで時間がかかることをこう呼びます)のある攻撃をします。

武器はどちらも2つしか持てないので、手持ちの武器を変えたい時は今まで持っていた武器を捨てなければなりませんが、育成次第では換金できるようになりお金は武器の強化に使えます。

Lボタンは回復ですがボタンを長く押さないといけないので、敵の攻撃が激しい時は使えずやられてしまうことが割とよくありました。

Bでジャンプしますがスタート時点で2段ジャンプできるので、一見届かなそうな距離があっても届きます。

ストーリーはあってないようなものです。何回もやられているとストーリーやゲームの背景を匂わせる部屋が出てる程度でした。

このゲームは設定でストーリー要素を削除することもできるので、製作者的にはストーリーはあくまでおまけで、ゲーム部分がメインということなのかもしれません。

難易度

難易度は難しめです。武器もダンジョン内にあるお店のような場所で買うことができますが、敵を倒してもHPなどのステータスが上がることはないので、何回もやられながら慣れていくしかありません。

初期設定でも歯ごたえがあり初期より軽い難易度が存在しないので、アクションが苦手な方にはあまりオススメできませんね。

インディーズと呼ばれる少人数で作ったゲームなので、アクションに不慣れな人間は遊ぶ対象に入れていないと言われてしまえばそれまでなのですが、難易度を簡単にする要素が欲しいと遊んでいて思いました。

やられても1からやり直しというわけではなく、敵を倒して得られるセルというものを使えば、再スタート時に一度手に入れた武器からランダムで最初から持つことができますが、あくまでランダムなので確実に強い武器は手に入りません。

この最初から持てる武器をランダムか自分で選べるかを、設定で選べるようにしてほしかったですね。

システム上構造が違うだけで同じダンジョンを何回も攻略しなければなりませんし、再スタートしているだけではストーリーの真相も分かりません。

ですがいっせいトライアルに選ばれるだけあって面白いゲームなので、人を選びますがゲームにやりごたえを求める方で、ローグライクなアクションに興味があるか苦にならない方にはやってほしいゲームですね。

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