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マーメイドガンダムってこんなガンダム【『機動武闘伝Gガンダム』より】

先日、『機動戦士ガンダム アーセナルベース』にてマーメイドガンダムとハンス・ホルガ―の参戦発表がありました。

意外な参戦を果たしたマーメイドガンダムについて解説します。

マーメイドガンダムの特徴

マーメイドは人魚を意味しますがその外見は半魚人に近く、頭部には魚の鱗やひれがあります。

また、両手両足を収納して魚型のフィッシュモードに変形することができ、水中での機動性が向上します。

ビームネットで敵を捕獲し、三叉の矛・マーメイドトライデントで止めを刺す戦法を用いており、劇中ではマタドールガンダム相手にこの戦法で勝利しました。

このマーメイドトライデントは、穂先から三叉状のビームを発射することも可能でヒート・トライデントとビーム・トライデントの2通りの使い方が可能です。

マーメイドガンダムの活躍

マーメイドガンダムは第13回ガンダムファイトに参戦したガンダムで、ネオ・デンマーク代表のハンス・ホルガーが搭乗します。

アニメで初めて登場したのは『第29話 試合放棄!?恋にドキドキ、サイ・サイシー』です。

ガンダムファイト全体の予選に当たるサバイバル・イレブンを勝ち抜き、決勝大会に進出しましたが整備を充分に受けられず、機体には度重なる戦闘でのダメージが蓄積されていました。

ドラゴンガンダムとの対戦では水中戦に持ち込み圧倒するものの、最後はドラゴンガンダムに敗退し、修理不能になったため決勝大会をリタイアします。

修復した機体か別機体かは不明ですが、終盤ハンスと共にガンダム連合の一員としてデビルガンダムとの最終決戦に参加しました。

29話のあらすじ

ネオデンマークとの試合を前にしたサイ・サイシーは、街で出会った美しい少女セシルに一目惚れ。稽古もさぼってセシルのところへ通うサイ・サイシーだったが、なんと彼女は次の対戦相手、ネオデンマークのファイター、ハンスの妹だった!

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この回ではサイ・サイシーがセシルに夢中になるのですが、それをサイ・サイシーの言動は行動のみで表現し、恵雲と瑞山がサイ・サイシーの変化を語ります。

ドモンがサイ・サイシーを冷やかそうとしてレインに止められるなど、マーメイドガンダムのインパクトが強いですがいつもと違う描写が見られる回でもあります。

ガンダムファイトは資金力がないと続けられない

ハンスのリタイアはガンダムファイトのシビアな面を描写しています。

決勝大会は予選と本戦があり、予選は総当たり戦であるためガンダムガンダムファイターの能力だけでは勝ち抜けません。

壊れたガンダムを修理し続ける資金力が必要になります。

現実のスポーツも国によって資金面でどれだけ援助できるかは変わってくるため、そういった面を意識した描写だと思われます。

ドモンたち5人はこのような問題に悩まされませんが、ハンスのリタイアを通じて資金面で不利な国家の存在を匂わせるストーリーでした。

魚介類ガンダム

余談ですがデビルガンダムとの戦いでは、マーメイドガンダムの母艦であるビッグホセフィーナからも魚介類の姿を模した多数のガンダムが出撃しました。

これらは全て名前はあるのですが、以下のようにインパクトのある名称がついています。

ガンダムとは思えないネーミングですが、Gガンダムらしさの出た名称です。

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