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『風都探偵』4~6話はときめが鳴海探偵事務所の一員になるまでの物語【原作との比較あり】

アニメ『風都探偵』の4~6話は原作漫画の2巻に当たる内容でした。

 

ときめが鳴海探偵事務所の一員になり、そこからが様々な出来事が起きるのは原作通りですが、様々な面でアレンジが加えられてました。そのことに触れながら4~6話を振り返っていきます。

 

ときめが助手になるまで

アニメ4~6話で話の軸になったのはときめです。

 

翔太郎との出会いがきっかけで鳴海探偵事務所で助手として働くことになったときめですが、4話の時点では記憶喪失のミステリアスな美女で、翔太郎に好意を持ったキャラクターでしかありません。

 

そんなときめが正式に鳴海探偵事務所の一員になるまでを描いたのがこの4~6話で、ときめとフィリップの口論という導入から始まります。2人の間を取り持とうとする翔太郎も、メガネウラ・ドーパントとの戦闘で負傷して眠りにつき間に入れません。

 

そのためときめとフィリップの間はぎくしゃくしたまま話が進むのですが、亜樹子がきっかけでフィリップが自分がときめに嫉妬していたことに気づくという展開でした。

 

一方のときめも自分が原因で翔太郎を傷つけてしまったことをきっかけに、探偵の助手としてやっていくことを決意するという流れです。

 

メガネウラ・ドーパント戦後にときめはフィリップからスタッグフォンを受け取り、改めて鳴海探偵事務所の一員になりました。

 

風祭メグ

4~6話の依頼はゲーム会社マックスソフト所属の超人気アイドル・風祭メグの護衛で、この風祭メグの正体がマックスソフト社の人気ゲーム・モンラドのプログラマーである、森口もな子であることが判明するのが4話序盤の流れです。

 

もな子を風祭メグに変える『チーム・メグたん』が登場するのも原作通りですが、アニメでは変身シーンのようなものが追加されています↓

 

またその後のイベントでも原作ではあっさりと済まされていましたが、アニメでは登場からライブが始まるという凝った作りになっていました。

 

またこのライブで流れた歌は配信しています↓

Let’s go ahead (『風都探偵』挿入歌)

 

もな子がメガネウラ・ドーパントにさらわれる際、原作だともな子は下着姿でしたがアニメでは風祭メグの衣装を着ています。

 

そのためか原作では服が破れたりしなかったときめの服が破れ、別の服を翔太郎が用意するというエピソードが追加されました。

 

ウマ娘を意識して

このもな子(風祭メグ)ですが、もな子の姿の時に来ているTシャツに馬車馬とついているからと、アニメの製作が同じスタジオ櫂であるからかアニメ版ウマ娘を意識したと思われる部分があちこちにあります。

 

まずもな子の声優はウマ娘トウカイテイオーを演じたMachikoさんで、メガネウラ・ドーパントを演じたのは同じくウマ娘でトレーナーを演じた沖野晃司さん。

 

加えて『チーム・メグたん』のメンバー5人のうち3人が、ウマ娘メジロマックイーン役の大西沙織さん、ナイスネイチャ役の前田佳織里さん、シーキングザパール役の福原綾香さんでした。

 

また5話にあったもな子の回想シーンに現れた観客も、ウマ娘2期に登場したみなみとますおにそっくりという小ネタも。

 

小ネタは他にもホワイトボードに書いてあるフィリップのメモとして、中央競馬の仕組みと幻夢コーポレーションが登場するというのも。

 

中央競馬ウマ娘が由来で、幻夢コーポレーションは仮面ライダーエグゼイドに登場したゲーム会社です。

 

戦闘面のアニオリ

戦闘面でもアニオリが加えられていました。

 

4話でメガネウラ・ドーパントが初めて登場した際、メガネウラ・ドーパントの攻撃で翔太郎が拘束されています。

 

このときときめが翔太郎の携帯電話にギジメモリ(風都探偵では疑似メモリ表記)を挿し、クワガタに変わったスタッグフォンが拘束を解除するエピソードがありました。

 

これは原作通りですが、原作では翔太郎がときめに「何のためにガラケー持ってると思ってんだ!」的なことを言いますが、アニメだと「こういうときのためにガラケー持ち歩いてんだ」という柔らかい言い方に変わっています。

 

その後の戦闘ではサイクロントリガーになり、サイクロントリガーのマキシマムドライブも使用しますがこれもアニオリ。

 

5話でファングジョーカーに変身する場面もはっきりと変身する様子が描いているのはアニオリで、原作では左手で持っていたファングメモリを右手で持っています(本来は右手)。

 

6話のメガネウラ・ドーパント戦でも、最初にファングジョーカーの素早さを生かした戦い方をすることで、メガネウラ・ドーパントがせっかくの複眼を生かしていないことが描写され、その後のフィリップの指摘の伏線になっていました。

 

また原作2巻だと照井も変身や戦闘の場面はありませんが、仮面ライダーアクセルに変身しメガネウラ・ドーパントが生み出したヤゴのような幼体を倒しています。

メモリガジェット

仮面ライダーW メモリガジェットシリーズ01 スタッグフォン

4話で登場したクワガタに変わる携帯電話はメモリガジェットの一種で、メモリガジェットは仮面ライダーWに登場する探偵用のツールです。

 

普段は日用品の姿をしていますが、ギジメモリを挿すことで生物の姿に変わり、ガイアメモリを挿すことでマキシマムドライブを発動可能に(マキシマムドライブとはガイアメモリの力を最大限まで増幅した状態を指します)。

 

翔太郎とフィリップが使うメモリガジェットにはそれぞれ、

  • スタッグフォン
  • スパイダーショック
  • バットショット
  • フロッグポッド
  • デンデンセンサー

という名前ですべてにスタッグフォンのような能力があり、風都探偵でも今後登場します。

 

また仮面ライダーアクセルである照井もビートルフォンというメモリガジェットを所有しています。

 

カットされたエピソード

風都探偵の2巻にはメガネウラ・ドーパントが絡むアニメ4~6のエピソードの他に、猫探しから始まるエピソードもあります。

 

こちらは映像化されないまま3巻のエピソードが始まりましたが、公式Twitterにて配信中↓

 

アニメではメガネウラ・ドーパントである美原睦夫が消されたことに7話で触れていましたが、原作ではこのエピソードで照井から鳴海探偵事務所の面々に伝えられています。

 

スタッフが投稿したイラストはこちら↓

 

またスマホ向けの壁紙も配信中です↓

 

 

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