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想いと毒親の『BLUE REFLECTION』シリーズ【7月アニメ一挙放送あり】

『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』は2017年に発売したゲームです。

 

『女の子の友情や青春をテーマにした魔法少女もの』といった内容で、販売後新しい展開はなかったものの2021年に『「BLUE REFLECTION」プロジェクト』が新たに発表され、ゲーム2作とアニメ1作の公開がありました↓

dengekionline.com

そんな『BLUE REFLECTION』のシリーズについてネタバレしない程度に触れていきます。

 

BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣

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将来を期待されたバレエ選手だったものの怪我で引退することになった日菜子。

 

そんな日菜子が司城姉妹の「原種を全て倒せば願いが1つ叶う」という言葉を信じ、リフレクターとして戦うストーリー。

 

原種と戦う以外にも、コモンという人間の集合的無意識で形成されている世界に入ることも。

 

コモンでは強い感情を抱えた人物の思いの欠片であるフラグメントがあり、リフレクターはフラグメントを鎮めることができ、それがリフレクターとしての力になります。

 

ジャンルはRPGに分類されますがレベルの概念はなく、イベントをクリアすることでステータスが上昇するシステム。

 

そのためRPG要素の強いAVGという表現の方がしっくりくるシステムでした。

 

キャラクターデザインと監修をイラストレーターの岸田メルさん、シリーズ構成を時雨沢恵一先生、五十嵐雄策先生、夏海公司先生が担当しています。

 

また『蒼き革命のヴァルキュリア』や『FINAL FANTASY XV』ともコラボしており、前者はキャラデザ同士の対談やコラボイラストを壁紙として配信後者はコラボ衣装をDLCとして配信しました。

 

BGMの一部やTwitterのヘッダー画像、アイコン用の画像をこちらで配信しています↓

social.gust.co.jp

 

イラストや画集としてビジュアルコレクションが販売中です↓

BLUE REFLECTION RAY/澪

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『「BLUE REFLECTION」プロジェクト』の1作目として始まったアニメで、陽桜莉と瑠夏の出会いから始まる一連の出来事を2クールかけて描きました。

 

時系列的には『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』(以下『ブルリフ幻』)の後になるのですが、様々な点で違う部分があり劇中でその理由が明らかに。

 

公式サイトの用語集でも触れていますがネタバレしています。

 

フラグメントが存在しリフレクターが鎮めることができるのは『ブルリフ幻』と同じで、『ブルリフ幻』の司城姉妹や有理も登場します。

 

『ブルリフ幻』ではリフレクターはフラグメントを鎮めることはできるものの、フラグメントが発生する原因を解決することとイコールではなく、同じキャラクターのフラグメントを複数回鎮めることがありました。

 

この部分をつき進めたのが本作で、フラグメントを鎮めても精神を一時的に落ち着かせるだけで根本的な解決になりません。

 

学生や若者の悩みが大半だった『ブルリフ幻』に比べ、フラグメントが発生する原因にネグレクトなどが出てくるえぐい内容です。

 

そのためシナリオ面は見ごたえがあり、想いをめぐる少女たちの様々なやり取りが強烈な印象として残るアニメでした。

 

しかし作画はお世辞にも良いといえるものではないため、アニメを見る基準で作画を重視する方には勧めづらい出来であることは否めません。

 

ブルーレイBOXの販売を予定していたのですが中止になっており、これは本作の評価の低さを証明する具体例といえます。

 

ですが序盤やオープニングとエンディングを見て、どこかに刺さるところがあれば最後まで見ることをお勧めできるできるアニメです。

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SDのキャラクターが登場するショートアニメもあり、個人的には上田麗奈劇場な9話が特に好きですね。

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また放送終了後にキャラクター原案の岸田メルさんと、キャラクターデザインの菊田幸一さんの描いたイラストを公式Twitterで投稿しています。

 

岸田メルさんの原案は公式サイトで見ることでき、公式サイトのNEWS経由でTwitter向けのヘッダーやアイコンを配布しています。

BLUE REFLECTION TIE/帝


www.youtube.com

記憶をなくした少女たちが、周囲を水で囲まれた学校という奇妙な世界で集団生活を行うところから始まります。

 

本作初登場のキャラクター以外にも日菜子や陽桜莉が登場し仲間になり、過去作とは違い制服姿でも武器を持ち戦いますが、その理由は終盤明らかになる内容でジャンルはRPG

 

システム面では『ブルリフ幻』にはなかったアトリエシリーズのようなもの作りの要素が加わりました。

 

リアルタイム制に変わりインファイトを新たに追加したため、戦闘が面白くなり『ブルリフ幻』に比べてRPGらしいゲームになっています。

 

陽桜莉のリフレクター時の衣装はアニメと少し違います↓

 

またこのゲームで初期パーティの1人であるこころは少しだけゲスト出演していました↓

 

『テイルズ オブ アライズ』と『ソフィーのアトリエ2』の2作とコラボもしています↓

 

こちらもビジュアルコレクションを販売しています↓

BLUE REFLECTION SUN/燦

  • iOS/Android/DMM GAMES対応のスマホとPC向けのゲームであること
  • TIE/帝に登場した詩帆ときららが本作にも登場すること

 

現時点ではこの2つしか明らかになっていません。岸田メルさんのTwitterに以下のツイートがあり、AT-Xニコニコ生放送で一挙放送が今月あるため近いうちに何かしらの発表があると思われます。

 

トップの画像はブルリフ3作の主人公が揃っているファミ通の表紙が元です。

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