※以前自分のブログに書いた記事を移したものです。
5話
ルキフェルが自分達に送られた文書を紙飛行機にして捨て、それをティアラ達が拾う所から始まります。文書は学院の指令書で怪奇現象が起こる森を調査することが命じられていました。
3話で登場したIVKLOREとシュガーポケッツ、4話で登場したこの花さくやの面々にも調査を命じられ、3班はすでに行動していました。
テント、調理、食材の3班に別れることになりましたが、シャンぺの提案で元の班とは別の班を組むことにします。
一方サボって学院にいたルキフェルを見つけたティアラ達は、ポイントを稼ぐために指令書と森の地図を譲ってほしいと頼み、ルキフェルは条件としてボードゲームで自分に勝つことを持ちかけました。
このボードゲームは曲者で、止まったマスの指令を行わなければならいという代物です。アンジェリカがバニーガールの姿になり、ニンジンを食べるところを見て、ティアラ達はこのゲームの恐ろしさを思い知ります。
一方調査中の3班はエミリアが奇妙な屋敷を見つけてシャンべやツバキに抱き着き、メアリーベリーがベリーボードを壊してしまう等、いくつかのトラブルは起きますが食材確保や調理、テント設営を済ませました。
ティアラ達のボードゲームはルキフェルの勝利に終わります。ゲームの内容に満足したルキフェルはもう一戦することを条件に地図をちらつかせますが、ティアラの目は死ぬだけでした。
地図をルキフェルから手に入れることは諦めたティアラですが、ラヴィが地図を持ってきたことで森への調査が可能となり、日の出前に出発することにします。
その調査では深夜、外に出たメアリーベリーは学院の制服を着て鼻歌を唄う少女を見つけましたが、その子は足元が透けていました。
アイドルアニメ?
4話も5話もオルケストラがあり、4話はナデシコとカエデの和解に沿ったものでしたが、5話は罰ゲームで仕方なく歌う程度のものでした。
4話も不和の原因は路線変更に対する対立が原因でしたが、仲直りの過程にアイドル要素はありません。
ナデシコ捜索中に森の中で魔獣と出くわした時は物理で倒しましたし、輝石も占いや肥料に使える鉱石である程度の描写ですが、4話と5話は作画は安定し特にサルサとメアリーベリーが生き生きとしています。
ルキフェルとアンジェリカとは違い、3話では敵チームであること以外に出番のなかったエミリアやあるふぁも、5話では幽霊に怯えるエミリアや髪の毛で火をつけるあるふぁのように、1人1人にスポットが当たるようになりました。
このアニメはアイドル要素強めの魔法学園アイドルものとして見るのがいいようですね。
6話
ラヴィは地図をもらうために理事長の部屋を訪れます。。中には誰もいませんでしたが、地図を見つけたので書置きをして持っていくことにしました。
その地図を頼りに調査地点まで向かうティアラ達ですがリネットはバテ気味です。そんな中メアリーベリーを探すシャンぺの声が聞こえてきました。
エミリアはあるふぁの怪奇現象と関係があるかもしれないという言葉をきっかけに、前日見かけた怪しい洋館を思い浮かべます。
現地についたあるふぁは早速調査のため入ることにし、エミリアも渋々ついていきました。館の中に入ると閉じ込められ出ることができないので、2人は館の中を調べることにします。
場面は変わりバテたリネットはラトゥーラの世話になり、オルケストラという共通の話題を通じて2人は仲良くなるきっかけができました。
洋館の存在はティアラやシャンぺも気づき、メアリーベリーの持ち物を見つけたシャンぺとティアラも洋館の中へ入ると、2人も閉じ込められますがエミリアのように怖がらず、魔法の火を明かりにして館の中を調べます。
ティアラ達の明かりや物音にも怖がり、怪奇現象で徐々にメンタルが削られていったエミリアは、壁から伸びた半透明の手と壊れた壁から顔を出したティアラを見てついに気を失いました。
あるふぁは頃合いとティアラとシャンべも連れて入り口まで戻り、階段の側にあった人形の足を掴んで股を裂こうとすると人形が喋り出します。
怪奇現象の原因は人形のマリアンヌで、マリアンヌはは幽霊のガーネットがメアリーベリーばかり構って自分の相手にしてくれないことが不満だったと話します。
メアリーベリーは昨夜ガーネットの姿を見て気絶し、ガーネットに洋館に運ばれていました。
エミリアはガーネットが規則喪失で、自分が幽霊であることに気付いていないことを知り、フローラ女学院の制服を着ていたのもあり自分の班に誘います。
ガーネットはそんな風に誘われたことがないせいか、ねっとりとエミリアに腕を絡めて笑顔になりました。
IV KLORE回
3話で初登場した時点ではエミリア達は3人でしたが、6話でガーネットが加入したことで4人になり最後にオルケストラを披露します。
エミリアには3話の頃にはあった高貴さや上品さと言うものが無くなり、ひたすら洋館やあるふぁとガーネットに振り回される顔芸担当でした。
あぐふぁもただ口が悪いのではなく、エミリアをからかいたいという目的があることも判明するので、6話はメアリーベリーの捜索が話の主題でしたがIV KLOREを掘り下げる回です。
そのためメアリーベリーの『人前でオルケストラができるか不安』という問題についてはあまり触れられず、ガーネットとの会話でいつの間にか克服したような演出になっていました。
エミリア回
IV KLOREの中でも特に目立っていたのがエミリアです。洋館の捜索時もあるふぁどころかティアラとシャンべすら怖がっていないのに、1人だけ顔芸を披露しながら恐怖で震えていました。
そんな様子ですがあるふぁに「何故そこまでするのか」と聞かれた時は「皆助け合っていくもの」「できる範囲でできることをしているだけ」と言います。
この言葉を話すエミリアは凛々しかったのですが、赤ちゃんの泣き声が聞こえて怯えた顔に豹変し、同時にあるふぁもどこか嬉しそうな顔に変わりました。
あるふぁはエミリアが怖がりであることを知りながらわざと怖がらせ、ふざけた言動ととることで普段とのギャップを楽しんでいます。
ガーネットにエミリアを紹介したのもあるふぁで、エミリアは幽霊であることを知らなかったので驚きますが、あるふぁにうるさいと言われました。
エミリアもエミリアでガーネットに幽霊であることを話そうとしたあるふぁの頭を殴って止めています。
亜人という設定のためか2人はお互いに容赦ありません。
4話5話と出番の多いサルサ、一見冷めているようでそうでもないあるふぁ、自分が幽霊であることを自覚していないヤンデレなガーネットと、現在登場しているキャラクターの中ではIV KLOREのメンバーが一番濃いです。
ちなみにエミリアはアニメとゲームで紹介文が全く違います。
亜人の一種であるサキュバスのお嬢様。誰もが目を引く完璧なプロポーションを誇るが、とあることがきっかけで男性嫌いに。プライドが高く潔癖な性格だが、世間のことに疎く、かなり純情な一面も。少女マンガが好き。
これがゲーム版の紹介でアニメ版だと下のような紹介になっています。
IV KLOREのリーダー。スタイル抜群のサキュバスで、高飛車な性格をしたお嬢様。あるふぁとは幼いころから主従関係であるが、メイドである彼女にからかわれることが多い。
6話がこの説明文の違いが分かりやすく出た回ともいえますね。
前回はこちら。